イグアナの生態

こんにちは!みっぺです!!今回はイグアナのちょっと変わった生態についてお話しします!これからイグアナを飼おうとしている人、まだ飼い始めたばかりの方、必見です!

◎生態

1.感情がある

意外かもしれませんが、イグアナにはどうやら感情があるようです。怒っている時や警戒している時は、尻尾を振り上げてしばいてきたり(縄跳び失敗して体に当たった時みたいな…)、撫でられて心地良い時、顎下のひだをピタッ閉じて目を瞑っていたり。結構目に見えて感情を露わにしてくださいます。特に幼体のうちは警戒心が強く、触ろうとすると大体しばかれますね。また我が家のキヨミさんは音にも敏感なようで、外を走っている車の音や掃除機の音にめちゃくちゃ反応します。前に一度、私の体がケージにぶつかってしまい大きな音が出たのですが、キヨミさんよっぽど驚いたのか、鳴き声がないのでサイレント威嚇していましたね。口だけ大きく開けて「コラーー!!💢」ってライオンキングみたいなポーズしてました。(笑)ただ、わかりやすいとはいえ犬猫のように鳴き声や尻尾で元気かどうか測れないので、毎日ちゃんと観察してあげることが大事ですね!

2.食べ物に好き嫌いがある

イグアナにも人間のように、食べ物に好き嫌いがあるみたいです。大体のものは食べますが、嫌いな食べ物は明らかに残します。他の方が餌として普通にあげている、にんじんやバナナも我が家のキヨミさんはどうやら苦手なようです。どっちかというと葉物の方が好きみたいで、手であげても食べてくれます!(野菜をあげる時、無農薬じゃない場合はよく洗ってからあげたほうが安全ですね)また、甘い果物が好きな子は多いですが人間同様、糖質の高い食べ物はあげすぎ注意です!

3.なんでも舐める

イグアナは何か気になるものがあると、舌でぺろっと舐めて匂いを感知します。見慣れない野菜や果物はもちろん、ケージから出た時の床や壁、私の服やクッションなど、とにかく未知のものはなんでも舐めます!なのでぺろぺろされたら困るものや、舐めたら体の害のあるものは近くに置かないようにしましょう!

4.トイレは大小同時に出る

これは飼ってから一番驚いたのですが、イグアナってトイレする時に大小同時に出すんですよ。正確には、便・尿・尿酸(白いドゥルドゥル)の3種類が出ます!しかも便は普通なんですが、尿はコップ一杯ほどの量が出るので、トイレ以外でされたらそれはもう大惨事です。(個体差があります)我が家では最初、犬用のトイレシーツの上にしてもらってたのですが、大きくなるにつれシーツが嫌になったのか、キヨミさんはトイレしたシーツをひっくり返したり、シーツが無いところを狙ってトイレしたりするようになったのです。そこで、水辺に生息している生き物なら、水の中にするのかも!と思い立ち、大きめの水入れを用意したところ、見事そこにトイレしてくれるようになりました!今ではほぼ99%の確率で水入れの中でトイレしてくれています。水入れなら、人間用のトイレに流しに行くだけで良いので、ゴミも出ないし、シーツの時よりは匂わなくなったので私は気に入っています!ただこれも、個体ごとに個性があるため、絶対にこれが良い!とはいえません。あくまで選択肢の一つとして、参考にしてみてください〜!

5.慣れることはあるが懐くことはない

イグアナは比較的知能が高いので、名前を覚えたり同じ場所でトイレをしたり犬や猫とあまり変わらないと思われるかもしれませんが、慣れることはあっても懐くことはないと言われています。なぜなら…

集団行動しない動物=自分か敵かエサの識別のみ

飼い主=エサを用意してくれる人⇨気にならない存在(慣れ)

という認識でイグアナは生活しているからです。  

また、慣れると懐くの違いについては以下の通りです。

慣れる:度々、または長く経験して、何とも感じなくなること                  ⇨エサが来たから顔を出す・人が来ても驚かない・触れても威嚇しない

                                              懐く:(人に)慣れ親しむ、親しんで従うこと                         ⇨スキンシップを求めること・集団行動する上でより仲を深めることを目的とした行動。

懐く動物とは、子育てをする群れで行動する交尾後も相手と寄り添う、という特徴を持つ動物のことです。

我が家のキヨミさんも、うちに来たばかりの頃は、触られて怒ったり人間をめちゃくちゃ警戒したりといったことが多々ありました。3年経った今でも体を触ると顎下のひだを全開にして目を閉じられることがあります。(これを気持ち良いのだと解釈される方もいらっしゃるかもしれませんが、ひだ全開は不快感や警戒の現れだと考えられています)気持ち良いというより、我慢している、の方が近いかと。元々、人に飼われる動物ではありませんでしたし、群れを作る動物でもありません。なので、犬や猫のようなコミニュケーションが取れることを期待して飼わない方がいいです。

6.爪が鋭い

イグアナは爪がめちゃくちゃ鋭いです。例えるなら爪を常に出している猫みたいなものでしょうか。しかも猫と違って、爪をしまうことができないため腕に登ってこようもんなら腕は血まみれになります。(私の手はキヨミさんの爪痕だらけです笑)また、高いところが好きでどこでも登るので、放し飼いにする場合は、壁や床の傷は覚悟しないといけません。

7.くしゃみをする

ちょっとびっくりですが、イグアナもくしゃみをします。頻度で言うと、一日に1回は必ずするといった感じです!と言うのも、これは病気じゃなく、体内の塩分を鼻から排出しているのだそう。イグアナには汗腺がないのでくしゃみという形で体内の塩分量を調節しているのですね。でも音は限りなくゲップに近いです。笑

まとめ

今回は、ちょっと意外なイグアナの生態についてお話ししました!毛の生えてる動物とはまた全然違う特徴で、飼うのにちょっとコツがいるかもしれません。気軽に飼ってみましょうとは口が裂けても言えませんが、他の動物にはない魅力もやはりあります!そんなイグアナの魅力や飼い方についてこれからも随時発信していくので、よかったらまた見に来てくださいね!

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